イトウタカシの日常

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ゆっくりお休みください。

 
12月が始まった。師走である。忙しないのである。
後、1ヶ月足らずで2014年も終わる。
1月。お世話になっている専門学校の新年会である先生との会話。
「あ、ども今年もよろしくお願いします」
「いや、こちらこそ」
「それでイトー先生、今年からボク長久手の住民になるんですよ」
「いろいろ教えてください」
「えっそ〜ですか、それじゃお引っ越しを祝して一杯やりましょう!」
などと話を交わした。
それから4月の新学期を迎えその先生と再会した。
なんとなくお痩せになられて元気が無さそうな先生に、
「あれ、お痩せになりました?ダイエットですか?」
「そうそう、最初はダイエットだったんだけどね・・」
「なんとなく胃のあたりが重いんだよね」
「女房にパンシロン買ってこさせて飲んでんですけどね」
「先生、そんな薬じゃなくいいお医者さん紹介しますよ」
そして5月。増々痩せられたその先生が、
「イトー先生、あの紹介して頂いたお医者さんとこ行ってきましたよ」
「で、どうでしたか?」
「いやあ胃カメラ飲んだらセンセー慌てちゃってね」
「即、大きい病院紹介しますって」
「で、どうされたんですか?」
「行ってきましたよ、そしたらチョットやばい状態みたいでね」
「えっやばい?たいへんな状況なんですか?」
「これから検査しっかりしますってコトですよ」
6月。相変わらず痩せてはおられるがお元気そうなその先生。
「ど〜です?今度お食事でも?」
「う〜っむ、食欲が出ないんですよね」
「検査検査で何をそんなに調べてるのかってカンジですよ」
その先生はふだんから健康を自慢するタイプで、
医者にかかった事がないらしく、
今回の病院通いは精神的にも相当参っているようだった。
7月。学校もそろそろ夏休み。
その先生とはメールでやり取りをしていた。
『イトー先生。8月から検査入院をします2週間の予定です』
で、お見舞いにいってきた。
新しく建て直された病院のとても眺めのいい部屋にその先生は入院されていた。
「あわあ、いい眺めきれいなお部屋!」
「そ〜なんですよ病気じゃなかったらサイコーですよ」
「で、どうなんですか?手術は?」
「・・イトー先生、実は手術出来ないんですよ」
「おわかりかと思うがガンのステージがね、もう、ね」
ボクは何も言えずに当たり障りのないコトをしゃべるしかなかった。
9月。新学期が始まったがその先生はしばらく授業を休まれるとの事だった。
そして9月4日メールが届いた。
『本日より9日までの予定で再入院。まだまだ学校遠いです』
・・・これが最後のメールになってしまいました。
その後奥様から11月の7日に永眠されたとご連絡をいただきました。
もう一度元気な姿を見たかった。どこかで一杯やりたかった。
う〜ん、1年あっとゆ〜間に終わってしまうなどと言ってないで、
1日1日シッカリ悔いのないように生きなければと、
気持ちを新たにするイトーであった。






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Author:taquantaquan
シアワセにつながることが行動の基本です。美味しいものを食べたり楽しいところへ行ったりする事も大好きです。だから毎日頑張ってます!






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